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合格するための100日活用術

12月1日から数えてちょうど100日目に,群馬県公立高校後期選抜入試が行われます。

100×24=2400,2400×60=144000

さて,何の計算でしょうか?

100日間=2400時間,2400時間=144000分という意味です。受験生に残された時間をいろいろな単位で表してみました。

2400時間,144000分,まだいろいろ活用できる時間ですよね。

例えば,英単語を1分間に1個練習したって,1000分で1000個練習できます。また,英語の長文を30分間で1文読んだって,300分で10文も読めます。理科や社会を1日に1単元ずつ勉強したって,それぞれ2週間もあればすべての単元を勉強できてしまいます。

学校での三者面談や私立高校の願書の手配など,手続きが進むにつれて,焦りが出てくる人も多いかと思います。

しかし!まだまだ時間はあります。やるべきことを明確にして,時間を有効に活用しましょう。

そこで,合格するための100日活用術をアドバイスしたいと思います。

POINT・ポイント

1 実力テストや業者テストを解きなおす!

これは,最も重要な勉強です。自分ができていない箇所が明確に示されているわけですから,それを克服することは,実力アップに直結することになります。しかも,テストは入試を意識して作成されていますから,その効果はバツグンです!とくに,各設問の(1)や(2)あたりに間違いがある人は,基本的な内容の学習が不十分ということになりますので,必ず解決しましょう。自分で解決できなければ,先生に指導をお願いするくらいの積極性を持ちましょう。

2 プロの意見を参考にする!

塾や家庭教師であれば,直接プロのアドバイスを聞くことができますが,通信教材や市販教材で学習している人には,その機会がなかなかありませんね。12月から各塾で行われる「冬期講習」やその他の特別講座を利用するのも1つの手段ですよね。今年の出題傾向を把握しておくことで,とても効率的に勉強することができます。合格会が近い人は,ぜひ体験授業などに参加してください。いつでも受け付けています。

3 基礎確認と入試問題のバランスを考えること!

トップ校を目指している人➡1:1

みんなができない問題で得点できても,みんなができる問題で失点してしまえば,結局差はつけられません。

中堅校を目指している人➡3:1

基礎的な問題が完璧に得点できれば,十分に合格点に届きます。

それ以外の高校を目指している人➡5:1

基礎的な問題をいかに多く得点するかに,合否はかかっています。

いずれの人も,必ず入試問題に触れる時間も必要です。基礎的な問題がどのように出題されるのかを把握しておくことは大切です。過去問でもかまいません。合格会では,全国の入試問題の中から厳選した良問に触れてもらっています。

4 しっかり寝て,しっかり食べる!

人生で一番体力がある中学生であっても,睡眠不足の状態で勉強することは非効率です。ボーっとした3時間の勉強より,スッキリとした30分の勉強のほうがずっと効果的です。睡眠はとても大切です。しかし,それを言い訳にして昼寝ばかりではいけませんね。個人差があるので一概には言えませんが,6~7時間のまとまった睡眠をとるように心がけましょう。
また,食事は集中力とパワーの源です。部活をやめてちょっと太っちゃった,なんて気にしない!モリモリ食べてエネルギッシュに勉強していればカロリーは消費できますよ。

と,いろいろ書いてきましたが,大切なことは,限られた時間を効果的に過ごす,ということなんです。2400時間という時間が,みなさんがこれから進む人生を大きく左右します。間違いのない対策をしっかり行うことが,みなさんの合格へのカギとなります。
”気合い”や”根性”も大切ですが,精神論だけでは通用しません。この時期に合格ラインに届いていない人は,この精神論に頼ってしまい,焦りばかりが先行して空回りする傾向にあります。また逆に,合格ラインに到達している人でも,油断してしまう人もいますけれどね。

みなさんの人生を明るくするための100日間。

合格会では,12月24日から冬期講習を実施します。20年以上の指導実績から得た入試情報と,今年必ず出題される問題を徹底的に指導します。興味のある方はぜひお問い合わせください。

泣いても笑ってもあと100日余り。悔いのない受験勉強をしましょうね。応援しています。

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