“自分にもやれる!”自信をつけましょう

　入試が終わり，受験生たちは巣立っていきました。
「制服見せにくるね!!」
「いい成績表を持って来るからね!!」
みんな，これから始まる明るい未来を信じて疑わない，最高の表情で巣立っていきました。いつの日か，新たな報告をしに来てくれることを信じつつ，後ろ姿を見送りました。

　さて，合格会は2年目に入りました。そのスタートが、、、
新型コロナウイルス感染症予防に伴う一斉休校。
　授業を行うことを，直前までためらいました。しかし，大学入試制度改革にしても同じで，政治的に決定されることで，いつも犠牲になるのは，子どもたちです。各教科に未修単元がある状態で，何の説明もないまま不安な気持ちでいるのも子どもたちです。だから，私は授業を行うことを決意しました。せっかくなので，通塾曜日以外にも開放し，苦手な教科や単元をやり直したりもしました。
　その甲斐あってか，英語を見るのもイヤなほど嫌いな生徒が，簡単ではありますが，英語の文章を読み書きすることができるようになりました。わり算もまちがえていた中学生が，数学の文章題から式をつくり，正解できるようになりました。

　授業をやってよかった!!

　これで，すべてが得意になったわけではありません。しかし，自分にもやれるんだ，という自信につながったことは事実だと思います。その自信が，次への原動力となり，それを積み重ねていくことで，大きな目標に近づいていくのだと思います。

　合格会では，3月30日(月)から，春期講習を無料で行います。各学年ともあとわずかで定員になります。新中学1年生は，中学生の内容を先取りします。その他の学年は，前学年の重要単元を復習し，入試問題にも挑戦します。この春期講習をきっかけに，“自分にもやれる”という自信をつけてもらいたいです。今年巣立っていった“新高校1年生”たちのように。